クジラ夜の街
クジラ夜の街(クジラよるのまち)は、日本の4人組バンド[1]。“ファンタジーを創るバンド”というコンセプトを掲げ、2017年6月に結成された[2]。Sony Music Artists所属[3]。
来歴
2017年6月21日、東京の高校の同級生4人で結成される[4]。メンバーは、宮崎一晴(ボーカル、ギター)、山本薫(ギター)、佐伯隼也(バス)、秦愛翔(ドラム)の4名で、東京都内のライヴハウスで活動を開始する[4]。バンド名の「クジラ夜の街」の由来についてギターボーカルの宮崎一晴は、“由来はほぼ直感ですが、「渋谷にクジラが出るらしい」とか、そういう響きが幻想的でいいなと思ったため”であると述べている[5]。全国高等学校軽音楽コンテストに出場し、第6回(2018年度)および第7回(2019年度)で奨励賞を受賞する[6][7]。
2019年、ロッキング・オン主催「RO JACK」オーディションで優勝し「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」に出演[8]、また「出れんの!?サマソニ!? 2019」オーディションで出演権を獲得し「SUMMER SONIC 2019」に出演する[9]。2020年から全国各地のイベントへ出演を開始[4]。
2022年12月8日から初のワンマンツアーである「夜景大捜査“夢を叶えるワンマンツアー”」を開催し、12月19日の渋谷WWW Xでのツアーファイナルで、2023年春のメジャーデビューが決定したことを発表する[10]。
2023年4月7日よりFM NACK5で初の冠ラジオ番組「クジラ夜の街のメタラジオ」が開始される[11]。5月10日リリースのEP「春めく私小説」でメジャーデビュー、ジャケットイラストはsakajun[12]。12月6日、メジャーデビュー後、初のフルアルバム『月で読む絵本』をリリースする[1]。
2024年、楽曲「Saisei」が9月13日公開の映画『この動画は再生できません THE MOVIE』の挿入歌に決定した[13]。
ディスコグラフィ
シングル
発売日 | タイトル | 規格品番 | レーベル | 備考 |
---|---|---|---|---|
2023年3月1日[14] | 踊ろう命ある限り | SLRL10107 | SONY MUSIC ARTISTS | すき家CMソング[15] |
2023年3月1日[16] | ここにいるよ | SLRL10091 | SONY MUSIC ARTISTS | |
2023年3月1日[17] | あばよ大泥棒 | SLRL10083 | SONY MUSIC ARTISTS | |
2023年3月15日[18] | ハナガサクラゲ | SRCL10116 | SONY MUSIC ARTISTS | |
2023年6月22日[19] | マスカレードパレード | SLRL10117 | SONY MUSIC ARTISTS | アニメ『闇芝居 十一期』エンディングテーマ曲[20] |
2023年9月18日[21] | 裏終電・敵前逃亡同盟 | SLRL-10122 | SONY MUSIC ARTISTS | |
2024年4月7日[22] | 美女と野獣 | SLRL-10130 | ||
2024年6月5日[23] | 祝祭は遠く |
アルバム・EP
発売日 | タイトル | 規格品番 | レーベル | 備考 |
---|---|---|---|---|
2020年3月1日[24] | 星に願いを込めて | SLRL-10053 | 8曲入りミニアルバム | |
2021年3月10日[25] | 海と歌詞入り瓶 | SLRL-10064 | SONY MUSIC ARTISTS | 12曲入りアルバム |
2022年11月30日[26] | 夢を叶える旅 | SLRL-10104 | SONY MUSIC ARTISTS | 10曲入りアルバム |
2023年5月10日[12] | 春めく私小説 | CRCP-40656(初回限定版)、CRCP-40657(通常版) | CROWN STONES | 6曲入りメジャーデビューEP |
2023年12月6日[27] | 月で読む絵本 | CRCP-40671(初回限定版)、CRCP-40672(通常版) | クラウン | 14曲入りメジャーファーストフルアルバム |
2024年7月3日[28] | 青写真は褪せない | CRCP-40684(初回限定版)、CRCP-40685(通常版) | CROWN STONES | 5曲入りEP |
出演
ラジオ番組
脚注
- ^ a b “クジラ夜の街 メジャー1stアルバムだからこそ目指した「アルバムの曲順で聴いていくことの重み」”. ORICON NEWS (2023年12月8日). 2024年7月6日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街”. CDJournal. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街”. Sony Music Artists. 2024年7月7日閲覧。
- ^ a b c “クジラ夜の街”. SONY MUSIC ARTISTS. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “宮崎一晴(クジラ夜の街)が語る軽音楽部の魅力”. 音楽ナタリー (2024年4月2日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ “第6回 2018年度(H30)全国高等学校軽音楽コンテスト”. 全国高等学校軽音楽連盟. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “第7回 2019年度(R1)全国高等学校軽音楽コンテスト”. 全国高等学校軽音楽連盟. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街[RO JACK優勝アーティスト]”. rockinon.com. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “『出れんの!?サマソニ!? 2019』 『サマソニ』出演アーティスト10組を発表”. SPICE (2019年7月24日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街が初ツアーファイナルでメジャーデビュー発表「ゴールではなく新しい旅の幕開け」”. 音楽ナタリー (2022年12月22日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ ““ファンタジーを創るバンド”クジラ夜の街がファンタジー封印の冠ラジオ番組スタート”. 音楽ナタリー (2023年3月17日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ a b “クジラ夜の街メジャーデビューEPは「春めく私小説」収録内容&ジャケット公開”. 音楽ナタリー (2023年3月15日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街「Saisei」が映画「この動画は再生できません」挿入歌に決定”. 音楽ナタリー (2024年7月3日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街/踊ろう命ある限り”. TOWER RECORDS ONLINE. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街、石原さとみ出演の「すき家」CMに新曲「踊ろう命ある限り」を書き下ろし”. CDJournal (2022年12月2日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街/ここにいるよ”. TOWER RECORDS ONLINE. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街/あばよ大泥棒”. TOWER RECORDS ONLINE. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街/ハナガサクラゲ”. TOWER RECORDS ONLINE. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街/マスカレードパレード”. TOWER RECORDS ONLINE. 2024年7月7日閲覧。
- ^ ““ファンタジーを創るバンド”クジラ夜の街、初のアニメED曲への挑戦 『闇芝居』に導かれた歌詞と音像”. ORICON NEWS (2023年7月21日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街/裏終電・敵前逃亡同盟”. TOWER RECORDS ONLINE. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “美女と野獣”. TOWER RECORDS ONLINE. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街、招待状が届かなかったあなたに贈る新曲「祝祭は遠く」”. 音楽ナタリー (2024年6月5日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街/星に願いを込めて”. TOWER RECORDS ONLINE. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街|ファーストフルアルバム『海と歌詞入り瓶』3月10日発売”. TOWER RECORDS ONLINE (2021年3月4日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街/夢を叶える旅”. TOWER RECORDS ONLINE. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街|メジャーファーストフルアルバム『月で読む絵本』12月6日発売”. TOWER RECORDS ONLINE (2023年11月10日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ “7月3日(水)発売メジャー2nd EP「青写真は褪せない」収録内容を公開”. Sony Music Artists (2024年5月17日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ ““ファンタジーを創るバンド”クジラ夜の街がファンタジー封印の冠ラジオ番組スタート”. 音楽ナタリー (2023年3月17日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ “クジラ夜の街のメタラジオ”. FM NACK5. 2024年7月7日閲覧。