2024年イギリスグランプリ
表示
レース詳細 | |||
---|---|---|---|
| |||
日程 | 2024年シーズン第12戦 | ||
決勝開催日 | 7月7日 | ||
開催地 |
シルバーストン・サーキット | ||
コース長 | 5.891km | ||
レース距離 | 52周 (306.198km) |
2024年イギリスグランプリ(英: 2024 British Grand Prix、正式名称: Formula 1 Qatar Airways British Grand Prix 2024[1])は、2024年のF1世界選手権第12戦として、2024年7月7日にシルバーストン・サーキットで開催される予定のレース。
背景[編集]
- 特別カラーリング
エントリー[編集]
- レギュラードライバー
- 前戦オーストリアGPから変更なし。
- フリープラクティスドライバー
-
- レッドブル:レッドブル・ジュニアチームに所属し、FIA F2選手権に参戦中のアイザック・ハジャーが、セルジオ・ペレスに代わってFP1に参加する。ハジャーは今季初のFP1走行だが、前年の終盤戦にアルファタウリ(現・RB)とレッドブルで各1回FP1を走行している[8]。
- アルピーヌ:アルピーヌ・アカデミーに所属するリザーブドライバーのジャック・ドゥーハンが、ピエール・ガスリーに代わってFP1に参加する。ドゥーハンは今季2回目のFP1参加となる[7]。
- ウィリアムズ:ウィリアムズ・ドライバー・アカデミーに所属し、FIA F2選手権に参戦中のフランコ・コラピントが、ローガン・サージェントに代わってFP1に参加する。コラピントは初のFP1走行となる[8][9]。
- ハース:フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に所属し、フェラーリからパワーユニットを供給されているハースでリザーブドライバーを務め、FIA F2選手権に参戦しているオリバー・ベアマン[注 1]が、ケビン・マグヌッセンに代わってFP1に参加する。なお、ベアマンは今季3回目のFP1走行で、本GPを前に同チームと来季の契約を交わしている[11]。
エントリーリスト
チーム | No. | ドライバー | コンストラクター | シャシー | パワーユニット |
---|---|---|---|---|---|
1 | レッドブル | RB20 | ホンダ・RBPTH002 | ||
11 | |||||
37 | |||||
63 | メルセデス | F1 W15 | メルセデス M15 E Performance | ||
44 | |||||
16 | フェラーリ | SF-24 | フェラーリ 066/12 | ||
55 | |||||
81 | マクラーレン | MCL38 | メルセデス M15 E Performance | ||
4 | |||||
18 | アストンマーティン・アラムコ | AMR24 | メルセデス M15 E Performance | ||
14 | |||||
31 | アルピーヌ | A524 | ルノー E-Tech RE24 | ||
10 | |||||
61 | |||||
23 | ウィリアムズ | FW46 | メルセデス M15 E Performance | ||
2 | |||||
45 | |||||
3 | RB | VCARB 01 | ホンダ・RBPTH002 | ||
22 | |||||
77 | キック・ザウバー | C44 | フェラーリ 066/12 | ||
24 | |||||
20 | ハース | VF-24 | フェラーリ 066/12 | ||
27 | |||||
50 | |||||
出典: [12] |
- 追記
フリー走行[編集]
- FP1
- 2024年7月5日 12:30 BST(UTC+1) (特記のない出典: [13])
- 気温:16 °C (61 °F) 路面温度:22 °C (72 °F) 天候:曇 路面状況:ドライ
- セッション前に行われたFIA F3選手権とFIA F2選手権は降雨によりウェットコンディションで行われたが、FP1開始前に雨は止んで路面もドライコンディションになった。開始10分に角田裕毅がターン7(ルフィールド)でスピンを喫してグラベルに捕まり脱出できず、角田のマシンを回収するため8分間の赤旗中断となった[14]。セッション終盤にはオスカー・ピアストリが油圧系統のトラブルでパワーステアリングが動かずスローダウンし、惰性でピットレーンの入口に戻ってこれたがストップしてしまい、ピットレーンが一時閉鎖された。トップタイムのランド・ノリスはソフトタイヤで、4番手のマックス・フェルスタッペンはミディアムタイヤでベストタイムを記録した。FP1のみ参加するオリバー・ベアマン(ハース)、アイザック・ハジャー(レッドブル)、ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)、フランコ・コラピント(ウィリアムズ)の4人は順調にコースを走行した。
- FP2
- 2024年7月5日 16:00 BST(UTC+1) (特記のない出典: [15])
- 気温:18 °C (64 °F) 路面温度:29 °C (84 °F) 天候:曇のち雨 路面状況:ドライ
- 雨予報が出ている中、FP2もドライコンディションでセッションがスタートしたが、終盤の残り5分で雨が降り出して事実上セッションは終了した。ノリスがFP1に続いてトップタイムを記録し、ピアストリが2番手とマクラーレンが1-2で初日を締めくくった。フェルスタッペンは7番手に終わったが、ベストタイムはFP1同様ミディアムタイヤによるもので、ソフトタイヤを履いた際にマシンの挙動を乱してコースオフしてしまい、ベストタイムを記録できなかった。
- FP3
- 2024年7月6日 11:30 BST(UTC+1) (特記のない出典: [16])
- 気温:10 °C (50 °F) 路面温度:16 °C (61 °F) 天候:曇のち雨 路面状況:ウェット
各セッションの順位[編集]
|
|
|
|
予選[編集]
予選結果[編集]
決勝[編集]
レース結果[編集]
達成された主な記録[編集]
第12戦終了時点のランキング[編集]
|
|
- 注:いずれもトップ5まで掲載。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ “British Grand Prix 2024 - F1 Race” (英語). formula1.com. 2024年7月4日閲覧。
- ^ “2024年のF1スペイン、オーストリア、イギリスに投入されるタイヤコンパウンド”. Formula1-Data (2024年6月5日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ “2024 British Grand Prix - Event Notes - Pirelli Preview” (PDF) (英語). FIA.com (2024年7月3日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ “2024 British Grand Prix - Event Notes - Circuit Map, Pit Lane Drawing and Red Zones” (PDF) (英語). FIA.com (2024年7月4日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ “レッドブル、イギリスGPで赤をフィーチャーした特別カラーを採用へ。F1活動20周年記念でファンがデザイン”. autosport web (2024年7月4日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ “ウィリアムズ、1005人の全従業員名を描くユニオンジャック・リバリーをF1イギリスGPでFW46に採用”. Formula1-Data (2024年7月2日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ a b “ガスリー、F1イギリスGPのFP1をドゥーハンに託す。PUコンポーネント交換によるグリッド降格ペナルティも”. autosport web (2024年7月4日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ a b “レッドブルF1、イギリスGPのFP1でアイザック・ハジャルを起用。3度目の公式セッション参加へ”. autosport web (2024年7月4日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ “ウイリアムズF1、フランコ・コラピントをイギリスGPのFP1で起用決定。参戦1年目F2での活躍の”ご褒美”「母国アルゼンチンにとっても重要」”. motorsport.com (2024年7月2日). 2024年7月4日閲覧。
- ^ “フェラーリF1、2024年リザーブドライバーにベアマンを起用。アーサー・ルクレールは開発ドライバーに”. autosport web (2024年1月29日). 2024年7月5日閲覧。
- ^ “ハースF1小松代表、ベアマンは「FDA指導の下で成熟したドライバーになり、それを証明した」と大きな期待を寄せる”. autosport web (2024年7月4日). 2024年7月5日閲覧。
- ^ “2024 British Grand Prix - Entry List.pdf” (PDF) (英語). FIA.com (2024年7月5日). 2024年7月5日閲覧。
- ^ “今回もやっぱり速そう? ノリスが首位発進。角田裕毅はセッション序盤痛恨スピンで赤旗の原因に……満足に走れず|F1イギリスGPフリー走行1回目”. motorsport.com (2024年7月5日). 2024年7月6日閲覧。
- ^ “角田裕毅、FP1で痛恨のスピン。赤旗原因に……F1イギリスGP初日からつまずく”. motorsport.com (2024年7月5日). 2024年7月6日閲覧。
- ^ “マクラーレン1-2! ノリスとフェルスタッペンのペースは同等……再び一戦交えるか? 角田裕毅16番手|F1イギリスGP FP2”. motorsport.com (2024年7月6日). 2024年7月6日閲覧。
- ^ “雨のシルバーストンでイギリス人ドライバーがトップ3独占! ラッセルが首位。角田裕毅は14番手|F1イギリスGPフリー走行3回目”. motorsport.com (2024年7月6日). 2024年7月6日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS BRITISH GRAND PRIX 2024 - PRACTICE 1” (英語). formula1.com (2024年7月5日). 2024年7月6日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS BRITISH GRAND PRIX 2024 - PRACTICE 2” (英語). formula1.com (2024年7月5日). 2024年7月6日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS BRITISH GRAND PRIX 2024 - PRACTICE 3” (英語). formula1.com (2024年7月6日). 2024年7月6日閲覧。
前戦 2024年オーストリアグランプリ |
FIA F1世界選手権 2024年シーズン |
次戦 2024年ハンガリーグランプリ |
前回開催 2023年イギリスグランプリ |
次回開催 2025年イギリスグランプリ |